薔薇の堤防 Ⅱ Vol.283

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「 GC 」  writes

前回の ローズバンク と 比較するものとして、

 

 

 

 

 

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ローズバンク 1981 20年              ¥2,000

レアモルトセレクション

レアモルトセレクションとは

ローズバンクの 現在の親会社である ディアジオ社の前身にあたる、

UD ( ユナイテッド ・ ディスティラーズ ) 社の頃から 発売されているシリーズで、

取り壊されていたり、閉鎖している保有蒸留所の シングルモルトを

ボトリングする時に 使われることの多いラベルです。

辛く、甘く、華やか

62.3°という 20年ものにしては 強烈な度数のため、舌の上で一気に

蒸発しているかのような パワフルな辛さが 口の中全体を 襲ってきます。

しかしその後、その波を追いかけるように もっと大きい甘さの波が 押し寄せます。

そして、余韻は 最初のドライな感じに 戻っていきます。

少し多めに口に含んだ方が この波をつかむには よいかも知れません。

BBR との違いを、比べてみてはいかがでしょうか。

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薔薇の咲き誇る堤防で

エディンバラから、西に40kmほどに ファルカーク と いう町があります。

そこに フォース・クライド と 呼ばれる運河があり、その岸にはバラが

咲き誇っていたようです。

ローズバンクは 「 薔薇の堤防 」 という 意味なのでしょう。

蒸留所は この運河の岸に 面しています。

ほとんどの蒸留所が ゲール語由来の名前 であるのに、英語の

名前というのも 珍しいです。

もうすぐ 幻 のウィスキーに

1993年に 閉鎖され、建物の一部は レストラン兼パブに。

原因は、蒸留所を 二分する形で 道路が造られてしまったため だそうです。

( 交通量が多い時は、業務に支障があったようです )

たぶん、復活することは ないと思います。

数少ない3回蒸留

スコッチモルトの基本は 2回蒸留ですが、ここは珍しい 3回蒸留。

蒸留の数が 増えると、当然アルコール度数も 高くなります。

原料由来の風味が 少なくなるので、軽い酒質になります。

利点は、熟成が早い という事。

閉鎖された今、幻となるのも 早いでしょう。

 

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3回蒸留を行う スコットランドの蒸留所は ローズバンクが 閉鎖されてしまった今、

オーヘントッシャンのみ に なってしまいました。

ただ、スプリングバンク や ベンリアック などが、

一部ですが 3回蒸留を 行っています。

なくなるものもあれば、はじまるものもある。

諸行無常 なんでしょうかねぇと、 モルトで感じる 晩秋かなと。

 

 

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今回も 1年半前の 薔薇の写真。  使いまわしで すんません。

色は匂へど ・・・・ (^^; by KITTY-Mにゃん