がんばれ プレミアムウォッカ!    Vol.138


 


 「 GC 」 writes.


 


前回  に続き、プレミアムウォッカについてです。




ウォッカ が造られ始めたのは ロシア説 と ポーランド説があるらしく、


起源はよく分からないようです。



しかし、この2つの国は 今も ウォッカ大国 として、


素晴らしいものを 造り続けています。


 


まずはロシアから、


 


 


             ストリチナヤ クリスタル        ¥900


 


全ソ連食料品輸出輸入公団 ( ソユーズプロドインポルト Soyuzplodimport ) と


いう組織がソ連時代、ウォッカの輸出銘柄を 独占していました。


その銘柄の中でも ストリチナヤ はたぶん一番有名でしょう。



ストリチナヤとは、 「 首都の 」 という意味の形容詞。


意味通り、モスクワ で造られています。



冬小麦を主体に、トウモロコシなどの 穀類で造られています。



この クリスタル は ストリチナヤ の 最高級品 でした。


名の通り、まろやかで ほんのりと甘い口当たりです。



現在造られているのかどうかは 分かりません。 この一本で最後です。


 


そして、ポーランドから、



            ベルヴェデール             ¥900



ポーランドは、ライ麦 の生産が多いみたいで、このウォッカも


ライ麦 で造られています。



しかも、ポーランドの首都、ワルシャワの西、マゾビア平野でのみ


生産される 「 タンゴウスキー・ゴールド・ライ麦 」 という種の


ライ麦を 100%使用 しています。



同じスムースさでも、小麦を 繊細な感じ だとすると、ライ麦は


旨味 と パンチのある感じ がします。



僕はシェークするカクテルには 主にこのウォッカを使用しています。


シェークしても ウォッカとしての主張ができる コシの強さ があります。



特に バラライカ は お薦めです。



ベルヴェデールは、昔はポーランド王族が住み、今は大統領官邸の


「 ベルヴェデール宮殿 」 に因んで 名付けられたそうです。


ボトルの真ん中に描かれてある建物が その宮殿です。



また、 「 美しい 」 という意味を持っていて、ボトルデザインも


とても綺麗だと思います。


冷凍庫から取り出した後の 霜の付いたボトルは、雪の降っている


宮殿を想像させ、幻想的です。  ( 右のボトル )


 


       


           こちらが常温                 凍らせたボトル


 


 


ポーランドは、茅の一種の ズブロッカ草 と呼ばれる 草の香りを添えたズブロッカや、


アルコール度数 96度の スピリタスなど、個性的で


世界的にも有名な ウォッカの銘柄が 多い国です。



対して ロシアの場合は、ロシア国内には 数え切れないほどの銘柄が


あるらしいのですが、ほとんど輸入されていない のが現状です。


 



ウォッカ は、16世紀に 「 Voda ( ワダ )」 が転じて


ウォッカ と呼ばれるようになりました。



「 Voda 」 は 「 水 」 という意味です。



よく 無味無臭 といわれますが、造り方の違いでいろいろな個性があり、


本当の 「 水 」 と同じように、わずかだけ かもしれませんが、 味わいに違いがあります。



透明で、純粋なアルコールの旨さを 追い求めている、


プレミアムウォッカ の世界を ぜひ ご堪能してみてください。