
「 GC 」 writes.
今週の天気予報はグレーや青のマークばかりです。
昔、僕が飲食店でアルバイトしていた時に、建築工事関係の仕事を
なさっているお客様から、「6月も雨は多いけど、日数では
4月のほうが雨が多い。」と聞いたことがあります。
その時は意外に感じましたが、言われてみると今年は結構
あてはまっているのではないでしょうか。
しかも、調べてみようと思って、「4月は雨が多い」で検索したら、
ロンドンとか、イタリアとか、NYとかの情報が出てきました。
ということは何も日本だけの事じゃないんだと。
だんだん暖かくなってきて、地面がお腹一杯雨を吸い込んで、
草や木の芽など新しい命が一気に成長すると思えば、この時期に
雨が多く降るというのは必然的なことなんでしょうね。
さて、そんな恵みの雨で育つのは植物。ということで、
今回は植物の栄養がぎっしり詰まったこんなお酒を紹介します。
シャルトリューズ
エリクシールヴェジタル
木製のケースに入った可愛いボトルですが、なんと
71°ものアルコールがあります。
もしかしたら、光を遮るためにあるのかもしれません。
エリクシールヴェジタルは直訳すると植物の霊薬とか妙薬という
意味で、130種の植物を使い、シャルトリューズ修道院の秘伝の
製法で作られるリキュールの中でも味の濃さ、アルコール度数ともに
一番のまさに植物の「精」が一杯に詰まったリキュールです。
飲み方は紅茶などを飲むときに、角砂糖に浸して火を点け、
紅茶に落として飲むというような飲み方があるらしいですが、
当店では紅茶を出しておりません(すみません・・・)。
じゃあ何で仕入れたんだという突っ込みがあるでしょうが、
僕はそのような飲み方ではなく、新しい飲み方を提案したいと
思います。
それはグリーンアラスカというカクテルに使います。

グリーンアラスカは別名エメラルドアイルといって、薄い緑色が
美しいカクテルです。
レシピはドライジン3/4、シャルトリューズヴェール1/4を
シェイクしてカクテルグラスで提供する、というものです。

エリクシールのほうがヴェールよりも味が断然濃いので、
ジンを多くして、ヴェールを減らし、エリクシールをほんの少し
加えます。
リキュールの量が減る分、砂糖が少なくなるのでヘルシー&
ドライになります。しかもシャルトリューズ・ヴェールの
アルコールは55°もあるので、シャルトリューズを減らして
ジン(ブラックウッズとプリマスを除く)を入れたほうが
総アルコール度数も減っているのです。
アルコールは減っているのにドライになる珍しいカクテルです。
このカクテルもアルコールは相当高いので御注意を。
最近強いカクテルばっかり出して全然つまんなーーいと
おっしゃるそこのあなたにも飲めるカクテルも考えました。
それは、「ジントニック」に少し加えてしまおうということです。
ジントニックはBARにいらっしゃる方ならどなたも
御存知の超有名カクテルです。
最初の一杯目などに良くお飲みになる方もいらっしゃるのでは
ないでしょうか。
ほんの少し分かる程度に入れるだけで、あまりアルコールの強さは
変わりませんので皆さん楽しめるのではないかと思います。
お頼みになる場合は「ジントニック、イヴ(EVE)入りで」
等とお頼みいただければ、お作りいたします。
間違いなく普通のジントニックよりは面白いような気がします。

ネットで調べていたら、Elixir Vegetalの頭文字を
とって、「EVE(イヴ)」と略すのだそうです。
なんか、洒落てますよね。クリスマスにもいいかもしれません。
それまで、残っていれば良いのですが・・・
他にもジントニックはアロマティックビターズ入りにしても
美味しいです。
ジントニックの飲み比べっていうのも乙なものではないでしょうか。
ジメジメしているこの時期には、ジントニックは
いっそう爽快感が増します。
そう思えば、雨もそんなに悪くないです・・よね。

