根詰めない Ⅱ vol.552

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「 GC 」  writes 

前回の続きです。

( 少し加筆修正しました ) 

暖かくなったと思えば、 強い低気圧がきたり、 なかなか安定しませんね。

私は私で、奥歯の治療に 時間がかかっています。 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
今回は、ベネディクティンのカクテルを ご紹介するのがテーマですが、 少し前置きを。
 
前回 軽く触れているように、 ベネディクティンは ハーブのリキュール と してはとても飲み易く、 それゆえ、 特徴がないのです。
 
ハーブの香りが 豊かである事は 分かるのですが、 具体的にどんな味か となると、明確に主張するものが ありません。
 
前回の歴史から 考えてみましても、 修道院の酒 と して造られているため、 そのまま飲む事が 前提。
 
( 気付け が 主な役割なのでしょうか ) 
 
そのままで美味しい事は とても素晴らしいのですが、 
 
カクテルの材料 と して考えると、 これが ネック と なってしまう場合があります。
 
 
それは、 副材料として 使った場合、 他の材料に 負けてしまう。 (1)
 
ベネディクティンを使わないで、 他のリキュールを使った方がいい。 (2)
 
 
(1) の場合、 使う意味がありません。 埋もれているわけですから。
 
(2) の場合は、 無難な味ではありますが、 ファンがあまりつかないでしょう。
 
 
そうなると、ベネディクティンをメインで 多量に使う方向で 考える事になります。
 
多分 唯一と言ってもいい ベネディクティンを使うカクテルで 有名な B&B は この方式です。
 
B&B は ブランデー と ベネディクティンを 一対一で 混ぜるカクテルです。
 
( ブランデー & ベネディクティン で、B&B ですね ) 
 
ベネディクティンは ベースに グレープスピリッツを 使用していますので、 ブランデーとの配合は 相性抜群。
  
グレープスピリッツにない コクを与え、ベネディクティンの 甘さを抑え、ブランデーに ハーブの風味を 与える。
 
基本的に 食後酒として、 氷もなしの ただの混ぜ合わせが 全ての長所を活かす飲み方だと思います。
 
ブランデーグラスに注ぎ 自分で液体を転がせば 香りも豊かです。
 
しかし、 このカクテルは そのあまりの簡単さゆえ、 技術が要りません。 
 
だからこそ、 製造元のベネディクティン社も B&Bを ボトルで販売しています。
 
アルコール度数も高いので、あまり強くお勧めできないこともネックです。 
 
 
また、シェイクするなど、 カクテルは 冷やす事が 基本です。
 
そうすると ベネディクティンの強みである ハーブの香りが 弱くなります。
 
カクテルブックに載っているのでは、 ハネムーン や モンテカルロ が ありますが、 前者は ベネディクティンが
 
蜂蜜 ( Honey ) を使っているからだと 思いますし、 後者は なぜ ライウィスキー と ベネディクティン で モナコの
 
街名を表しているのか、 よく分かりません。
 
しかも アンゴスチュラビターズを使っているので ハーブの 2段重ねです。
 
ただ、 その方が美味しいとは 思いますが、ベネディクティンがよりひかえめになります。
 
この2つも、アルコールが強いカクテルで、なかなか  お勧めし難いものです。
 
( 新婚です とか、モナコに行ってきました の話になれば、 お出ししやすいですね ) 
 
 
上記の (1) と (2) の理由を逆手にとって、そのバランスの良さを活かして  縁の下の力持ち的役割にする事もできます。
 
しかも  度数低め と言うことであれば、ラッフルズホテルオリジナル の シンガポール・スリング が代表格でしょう。
 
パイナップルジュース  や  チェリーリキュール  が  もたらすトロピカル感を  ひそかに支えています。
 
この大ヒットカクテルにより、 ベネディクティンの売り上げは  間違いなく上がったのではないか と思います。 
 
 
これはこれで、 素晴らしい役割なのですが、 私としては カクテルの主役として このお酒をアピールしたい。 
 
 
このように 難しいリキュール、 ベネディクティン を どう飲んで頂こうかと 思案したところ、
 
いいカクテルを 思い付きました。
 
今回は そのカクテルを ご紹介します。
 
 
 
 
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ベネディクティン・ホット・レモネード   ¥1,000
 
 
香りの良さを 活かし、アルコールの強さ (40%) を和らげるために ホットカクテルにしました。
 
レモンジュースが 足りなければ、 少し厚めにスライスしたレモンを スプーンの背で潰して 調整して下さい。
 
蜂蜜のおかげか、 このリキュール自体が凄いのか、 ハーブのリキュールであるにも関わらず、
 
このカクテルをお出しした時に 苦手な顔をされた方は 未だにいらっしゃいません。
 
( 甘さが苦手の方には 基本的にお出ししていませんが ) 
 
男女問わず 好評だと 感じています。
 
 
 
 
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まだまだ 気温の低い時もあり、 また、 異動などもあるので、 環境変化が 一番激しい時季でしょう。
 
その上 根詰めたり
しなければならない事が あるかもしれません。
 
そんな時には ( そうでなくても ) 、 このカクテルで 一息 ホッとつくのも よろしいかと思います。
 
後光のように 柔らかく、 暖かさに満ちたカクテル ではないでしょうか。 修道院だけに。 
 
 
私は 根ではなく 歯を詰めている最中。 先週は 神に祈りたいくらい 悶絶してました。
 
( それで記事が遅かったんですよ と 言っています ) 
 
この記事を書いて、 自分が飲みたくなっていますが、 今お酒飲めません …  歯痛が 悲しい。
 
 
 
 
 
 

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