最強のマティーニ?     Vol.29



「 GC 」  writes.
                                      


最近、本屋のお酒関連コーナーに行くと、




何種類ものマティーニを取り上げているカクテルブックを目にします。


最低でもジンとドライベルモットの2種類あれば、作れてしまう
気軽さと、シンプルゆえに様々なつくり方で作る人によって味が
違うという、奥の深さが「カクテルの王様」と呼ばれる所以では
ないでしょうか。


昨今は、ジンの量を多くして、 アルコールの強い辛口 
のマティーニが好まれているようです。


このようなマティーニ、正確には「ドライ・マティーニ」と呼ばれますが、
今は「マティーニ」と言えば、イコール「ドライ・マティーニ」となっているようですね。


(本来のレシピは ジン3/4  ベルモット1/4 レモンピール オリーブ添え)


僕がつくるマティーニもカクテル本にあるレシピよりははるかにドライです。


ちなみに、当店では2種類のジンを使い、ベルモットは濃厚なノイリープラット、
種が付いたままの大きなオリーブを添えて、ご提供しています。

(他にもいろいろ小技を使っています。まだお飲みになっていない方も
是非お試し下さいね。)


僕は「ドライ」というのは、「辛い」の意味で、ベース(マティーニでは
ドライジンの事です)の割合を増やしてアルコールの量を増やし、
そのアルコールが口の中で蒸発する事によって、「辛く」感じると
いうことだと思っています。


と、いう事は、ジンのアルコールが高ければ高いほど、より「ドライ」な
マティーニを楽しめるということでしょうか。


今回はそのリクエスト(いや、特にリクエストは受けていませんが)に
応えられるジンを入荷しました。




ブラックウッズ 
 リミテッドエディション 「60」             
                                                  ¥800


シェットランドシープドッグで知られる北緯約60°の
シェットランド諸島で作られています。



(これは KITTY’S の近所のコリー犬です・・・
ちょっとシェットランドに似ていたので・・)


 


北緯60°がどのくらいかというと、日本の近くでは、
日本の北端であるエトロフ島(45.33°)を越え、
千島列島の北端(約50°)をはるかに越えて、
カムチャッカ半島の付け根がその位置です。


大変遠いですねぇ。そして寒いんでしょうねぇ。
(GCは九州出身の為、寒いのは苦手です)


以前に普通のブラックウッズジンを入荷しましたが、
(そちらは完売しました。ありがとうございました。)


今回のは 22500本 の限定品です。
( シェットランド諸島の人口 なんだそうです)


アルコールはなんと 60%!!
( 北緯60° だからです。)
このアルコール度数は今のジンでは最強ではないでしょうか。


ジンに香り付けとして使われる植物をボタニカルと
呼びますが、このジンの特徴はボタニカルの中に、
シェットランドで採れる植物を使用している事です。


この蒸留所はとってもシェットランド諸島を愛しているんですね。
僕も島国出身なので(五島列島)、なんとなく分かる気がします。


ストレートで飲まれても美味しいので(でも強烈)、ジン好きの方は
ぜひ一度お試し下さい。


 


また、このジンは「アースクウェイク」というカクテルにも
最適だと思います。


「アースクウェイク」は、「地震」という名の通り、すごく強い
カクテルです。レシピはジンとアブサンとウィスキー。
3種同量をシェークして出来上がりです。

KITTY’S にあるボトルの中での最強で、しかも非常に名前に適している
レシピがあるとすれば・・


ジン・・・・・ブラックウッズ 60°
アブサン・・・ペルノアブサン 68°
ウィスキー・・アードベッグ ベリーヤング 58.3°


という事になりますね。


何故名前に適しているかというと、アードベッグが非常に
煙の味が強いため、煙→火→マグマと連想できそうだからです。
(ちょっと無理やりですかね。)


今回の2つのカクテルは とても 強いので自信のない方のご注文は無しで。


僕個人の意見として、アルコールの強いこれらのカクテルは
チビチビ飲んでいけばいくほどアルコールの強さばかり目立って
よけい飲みづらく なります。


最低でも5ml~10mlは口に含んで舌に絡めないと
カクテルの良さが分からないのではないかと思います。


何度も言います がよほどアルコールに強い方以外には絶対にお奨め
出来ません。


そうですね、アルコールに慣れる為には、ウィスキーやブランデーをストレートで
お飲みになるのが適していると思います。

ご自宅などで一口を多めに、間をゆっくりとってお水をしっかりと
飲みながら、慣れていくのがいいでしょう。
(くれぐれも飲みすぎには注意しましょうね!)


 


 

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