春待つ息吹 Ⅲ  Vol.204

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「 GC 」  writes 

 前回 の続きです


       

 

 

 

 

麦芽から 糖分を取り出した ウォート ( 糖液 ) は、発酵の作業に移ります。

ウォート に イースト菌を加えて 発酵させるわけですが、この発酵させる

桶を ウォッシュ・バック と 呼びます。

ほとんどの蒸留所が 木製の桶を使用しており、秩父蒸留所もそうなのですが、

ここで、秩父が 他の蒸留所と決定的に違う のは、材質がなんと 

日本の ミズナラ製。  ( 最初の写真 ・ イチロー氏よりお借りした写真です )  

ミズナラは、以前 トゥーオブクラブス の時に紹介した 国産のオークで、

ウォッシュ・バックに使用される のはもちろん 世界初。

その ウォッシュ・バック がこちら。

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3000Lが 5基あります。 規模は とても小さい と思います。

今後  このミズナラがもたらす影響が とても楽しみです。

イースト菌が糖分を食べ、アルコール や 二酸化炭素 などに分解して、

ウォートは、ウオッシュと呼ばれるアルコール7~8°前後の もろみ になります。

ここまでの過程は ホップを加えていないビールのようなもの です。

この もろみ が 出来て、やっと蒸留の作業へ移ります。

それでは、今年発売された イチローズモルトを ご紹介します。

 

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                                  イチローズモルト VINTAGE1986     ¥2,000

CARDシリーズとは違い、フィニッシュをしていないタイプの イチローズモルトです。

ホグスヘッド ( 230L程 ) の古樽で 熟成されています。

20年以上の熟成 で、 58°とは思えないほど まろやか です。

柔らかい酸味 と 少しのスパイシーな風味 が、甘さを より引き立てていて、

抜群のバランスです。

羽生蒸留所の もともとの味が分かる ボトルの一つだと思います。      

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