ブナハーブン お前もか    Vol.168

 「 GC 」  writes.

 

最近、セミナー やら 試飲会 が多く、 とてもうれしいGCです。

この間、ボトラーズモルトのみ の 試飲会 があり、行ってきました。

ボトラーとは、蒸留所で造られた原酒を 何らかの手段で買い取り、

独自に熟成し、ボトリングして売り出している 業者のことです。

訳すと 瓶詰業者 と 呼ばれます。

蒸留所からは あまり出ない、いろいろな工夫を凝らしたボトルが

多く出されています。

基本的に ウチは 蒸留所のボトル ( オフィシャル ) を 主に取り扱っていますが、

( その蒸留所の 基本的な味 が 分かりやすいからです )

これは!と思うボトルを ボトラーズから選んで 10~20本ほど 置いています。

今回は このボトルを 購入してきました。

 

 

                      ブナハーブン 1997VINTAGE      ¥1,000
                          シグナトリー アンチルフィルタード

 

アンチルフィルタード とは、冷却ろ過をしていない という意味です。

なので、澱 が 出てくる事がありますが、 ウィスキーに もともとある成分

ですから、問題はありません。

シグナトリー社 は1980年代に誕生した 比較的新しいボトラーですが、

ボトラーとしての認知度は高く、2002年には

スコットランド 最小の蒸留器 と 少ない生産量ながらも 濃厚かつ個性的な味 で有名な

エドラダワー蒸留所 を 買収しています。

 

さて、このブナハーブンですが、

煙い です。

前回、「 アイラの中では 燻煙処理を あまりしていない 唯一の蒸留所です。」 と

書いてしまった私を 貶めようとしているの?というほど 煙いです。

( まぁ、蒸留所からは このタイプをリリースしていない ということなので セーフですね )

 

 

だから 試飲会で飲んだ時、「 ブナハーブン、お前もか 」 と思いました。

 

口に入れた途端に スモーキーな味が 口いっぱいに広がります。

10年ほどの熟成なので 荒々しさも感じますが、甘さも備えています。

決して、「 穏やかな河口 」 のようなウィスキー ではありません。

「 台風通過直後の河口 」 のようなウィスキー です。

こんなブナハーブンは 初めてです。

香りのニュアンスなどは 似ていますが、

燻煙すると こんなにも違いがでるのですね。

是非、通常の12年物と 比べてみてください。

 

びっくりはしましたが、このような企画は たまに他の蒸留所でも やっていて、

こういう事はとても面白いので、いろいろな蒸留所が

( 単発的にでも ) やってみてほしいですね。