
「 GC 」 writes.
最近、セミナー やら 試飲会 が多く、 とてもうれしいGCです。
この間、ボトラーズモルトのみ の 試飲会 があり、行ってきました。
ボトラーとは、蒸留所で造られた原酒を 何らかの手段で買い取り、
独自に熟成し、ボトリングして売り出している 業者のことです。
訳すと 瓶詰業者 と 呼ばれます。
蒸留所からは あまり出ない、いろいろな工夫を凝らしたボトルが
多く出されています。
基本的に ウチは 蒸留所のボトル ( オフィシャル ) を 主に取り扱っていますが、
( その蒸留所の 基本的な味 が 分かりやすいからです )
これは!と思うボトルを ボトラーズから選んで 10~20本ほど 置いています。
今回は このボトルを 購入してきました。
ブナハーブン 1997VINTAGE ¥1,000
シグナトリー アンチルフィルタード
アンチルフィルタード とは、冷却ろ過をしていない という意味です。
なので、澱 が 出てくる事がありますが、 ウィスキーに もともとある成分
ですから、問題はありません。
シグナトリー社 は1980年代に誕生した 比較的新しいボトラーですが、
ボトラーとしての認知度は高く、2002年には
スコットランド 最小の蒸留器 と 少ない生産量ながらも 濃厚かつ個性的な味 で有名な
エドラダワー蒸留所 を 買収しています。
さて、このブナハーブンですが、
煙い です。
前回、「 アイラの中では 燻煙処理を あまりしていない 唯一の蒸留所です。」 と
書いてしまった私を 貶めようとしているの?というほど 煙いです。
( まぁ、蒸留所からは このタイプをリリースしていない ということなので セーフですね )
だから 試飲会で飲んだ時、「 ブナハーブン、お前もか 」 と思いました。
口に入れた途端に スモーキーな味が 口いっぱいに広がります。
10年ほどの熟成なので 荒々しさも感じますが、甘さも備えています。
決して、「 穏やかな河口 」 のようなウィスキー ではありません。
「 台風通過直後の河口 」 のようなウィスキー です。
こんなブナハーブンは 初めてです。
香りのニュアンスなどは 似ていますが、
燻煙すると こんなにも違いがでるのですね。
是非、通常の12年物と 比べてみてください。
びっくりはしましたが、このような企画は たまに他の蒸留所でも やっていて、
こういう事はとても面白いので、いろいろな蒸留所が
( 単発的にでも ) やってみてほしいですね。


