セレンディップのビール  Vol.278

278 (2).jpg

「 GC 」  writes 

ちょいと前の話ですが、 4人の日本人が  今年のノーベル賞を 受賞されました。

 

 

 

 

 

一挙に4人受賞は 過去に例がないらしいので、 

今回は マスコミさんが 沢山 取材に行かれることでしょうね。

ノーベル氏の 命日である 12月10日に授賞式。

日本人4名が受賞した 物理学賞 と 化学賞、

そして 医学・生理学賞、文学賞、経済学賞の5部門は 

スウェーデンの首都 ストックホルム の コンサートホールで、

平和賞は ノルウェーの首都 オスロ の市庁舎 で あるそうです。

あ、話は脱線しますが、 オスロ といえば、 

11月7、8日に ウィスキーフェスティバル が行われており、

イチローズモルト の 肥土伊知郎氏 が、日本人で唯一 ゲストとして 招待されています。

今度お会いする時には その話も 聞かせて頂こうと 思っています。

さて、ノーベル賞の話ですが、 僕が興味を持ったのは、 化学賞を受賞した

下村 脩 氏です。

僕の故郷である 長崎繋がりで 気になったのです。

授賞理由の、オワンクラゲ 緑色蛍光タンパク質 ( GFP ) の発見 で、もともとは、

「 オワンクラゲが 何故発光するのか 」 という 謎を解明するために 取り組んだ研究の中、

5万匹もの オワンクラゲから 「 イクオリン 」 という発光物質の採取に 成功しました。

しかし、イクオリンは 青く光り、オワンクラゲのように 緑色には光らないので、

さらに研究を続けたとの事。

すると、イクオリンの精製時に わずかに 緑色の発光物質を確認。

これが GFP なのだそうです。

 

278 (1).jpg 

( この話に飽きた人、一息ついて。    ↑ 世界のナベアツに 似ていると思いませんか?) 

「 美しいだけが取りえで、何の価値もない物質だった 」 と、

発見当時の GFP について 下村氏はおっしゃっています。

けれども、1990年代に入り、自ら発光するタンパク質である GFP は、

遺伝子工学の分野で 目覚ましい活躍をします。

癌細胞に GFP を加えて、転移の仕方を観察する事が できたりなどなど、

現在は なくてはならないもの のようです。

「 何の価値もない 」 とおっしゃった割には、捨てずに分析を続け、

GFP が どのように発光するかまで 突き止めているので、下村氏は

本当の 「 パイオニア 」 なのではないかと思います。

イクオリンの研究 や GFP の発見は、基礎研究の分野 だそうです。

理由が分からないある対象に、「 どうしてこうなんだろう 」 と 疑問に思い、

「 じゃあ、調べてみよう 」 というのが 基礎研究 です。

基本的に、誰も解明してないので、膨大な時間を要します。

イクオリンの解明にも 17年かかっていますからね。

しかも、副産物の GFP に対しても、同じような姿勢で 下村氏は取り組んだことに関しては、

「 セレンディピティ 」 という言葉が かかわっていると思います。

278.jpg 

 

「 セレンディピティ ( Serendipity ) 」 とは、

偶然に 思いがけない 素晴らしい発見を 見つける能力と、勝手に解釈。

          ( いろいろと訳があるので 勝手にまとめてみました。外山滋比古氏の 本 「 思考の整理学 」 を参照 )

科学者の方は ほとんどご存じだと 思いますが

フレミング の ペニシリン、レントゲンの X線 などなど。

リンゴの話で有名な ニュートンの万有引力も この言葉の範疇でしょう。

セレンディピティ の 語源は はっきりしていて、1754年1月28日、

ホレス・ウォルポール という小説家が 友人への手紙の中で 初めて登場します。

彼の造語です。

ですから、結構 新しい言葉です。

何故 この言葉がつくられたか と言うと、その手紙の中に 書かれていて、

「 セレンディップの 3人の王子 」 という ペルシャの童話 があり、

昔、セレンディップに 王子たちがいて、王子たちは旅の途中 いつも 意外な出来事と遭遇し、 

彼らの聡明さによって、 彼らがもともと探していなかった 素晴らしい何かを 発見します。

このような能力を 一語で表す為に 創作したのでしょうね。

 To be continued ・・・・・・・・・・・・

 

  

KITTY'S BAR も どうぞよろしく! m(_ _)m 

↓ 押してほしいニャー です。 (=^・^=) ニャ~

にほんブログ村 酒ブログへ   ← なんとか 落ち着いているようです  (TvT)

   ← こちらも ついでに ポチッと (*^^*)  

今回の話は長いので 3回に分けますね ・・・・ (*^^*) by KITTY-Mにゃん