アブサン カンバック   Vol.39


 


 「 GC 」  writes.                          


 


いつも電車に乗るとき僕は、


 心の友 の日刊スポーツを読んでいますが、
5/5の記事に面白いものがありました。



画家ピカソ(1881-1973年)が愛人を描いた「ドラ・マールの肖像」が3日、
ニューヨークの競売会社サザビーズで競売にかけられ、
9521万6000ドル(約108億円)で落札された。

ピカソの絵では、初期の傑作「パイプを持つ少年」が04年5月に
1億ドル余りで落札され、絵画の落札額としては史上最高額を記録。
サザビーズによると、今回はこれに続く史上2番目の落札額となった。
この日落札された肖像画は1941年に描かれた作品。
いすに座る愛人ドラ・マールと猫をキュービズムと呼ばれる独特のタッチで表現している。
                           
                           以上、日刊スポーツより抜粋



一つの絵が108億円ですって。 お酒だったらどれだけ買えるっちゅーねん。
ピカソだってアブサン飲んで絵を描いてたんやろうが。
(このコメントは記事を読んだ時の僕の心の叫びゆえ下手な関西弁を許しておくんなまし。)


アブサンはピカソのいた時代(19世紀末~20世紀初頭)の画家さん方には重要アイテムの一つで、他にもゴッホ、ゴーギャン、モネ、ランボー、モーパッサン、ロートレックなども愛飲していたそうです。

主要成分はニガヨモギ。  この草の中の成分である「ツヨン」が、幻覚などの中毒症状を引き起こすということで製造中止になりましたが、1981年にツヨン濃度を制限して復活しました。
そして、2006年3月にはスイスで、「毒性がない」ということで製造を全面解禁しました。

今ではヨーロッパを中心にいろいろなところで作られているみたいです。

ウチでも一番有名なペルノ社のアブサンを入れていましたが、
今回は少し 危険な香りが漂う(?) アブサンを入荷しました。




          ヴェルサント・ラ・ブランシュ   
                       ¥1,000




ツヨン濃度では最強の部類に入る35ppmの濃度です。
しかし、ECの基準の範囲内なのでまったく問題ないそうです。

通常のアブサンは緑色の液体なのですが、
このアブサンは無色透明です。水を入れると白く濁るのは他と一緒です。

このアブサンは19世紀のアブサンを復活させるべく作られた様で、
着色や糖分添加は一切行っていません。

しかし、甘いんです!  でも
他のお酒と決定的に違うところは、口に含んだときに舌に痺れるような感覚があります。

度数も57°と高いのですが、アブサンの味に慣れていれば飲みやすい方だと思います。
そういう意味では危険なお酒ですが幻覚はありませんでしたので、安心してお飲み下さい。


また、当店にはアブサンにも使われているアニス(八角です)を主要成分として、
アブサンに似せて作ったパスティス(語源は似せて作るだそうです。)もご用意しています。

        


 


                  リカール        
                      ¥800



アブサンが製造禁止されてから、アブサンの風味に近づけて作ったものです。
パスティスはアニスを中心に様々な薬草を加えてつくっており、
水に溶けると白く濁るところもアブサンと一緒です。


どの位似てるのか飲み比べしてもよろしいかと思います。
ちなみにニガヨモギはロシア語だとチェルノブイリというのだそうです。
聖書の黙示録ではニガヨモギという星が落ちて水が苦くなり、
人が大勢死んだという不吉な話がありますが、これは原発事故のことなんでしょうかねぇ。



ちなみに、ピカソの「キュービズム」という画法は一つのものをいろいろな視点から見て、
それを一枚の絵の中に表現し、次元を超えて対象の本質を捉える方法という印象を
いろいろなウェブの説明から感じました。

と、いう事は、
「物事の内面や本質は基本的に分からないものさ」ってことですかね と思ってしまいました。

けど、「ドラ・マールの肖像」の中で  だけは 抽象的ではない のは何故なんでしょうか。   ???


 


          


 


(もしかして?? ピカソはネコ好き?)


 

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