「 Malt dream 」 その2    Vol.101

 


 


「 GC 」 writes.


 


前回の  KITTY-Mにゃんのリポート  の続きです。



 


 


イチローズモルトのドキュメント 「 Malt dream 」 

大変楽しく 見ることが出来ました。


 


 


昨年の7月にこのブログでも  イチローズモルト  を紹介しています。



その中で、成り立ちに関しても紹介していましたとおり 


もともと、このウィスキーは 東亜酒造 という会社が造っていました。


この蒸留所の創設者 は 伊知郎氏の祖父 でありますが、


残念ながら 経営不振などで オーナーが代わるという事態になります。



この時、このウイスキーはあまり認められなかったようです。


譲渡され、代わったオーナーは ウィスキーを廃棄する 事を決定しました。 


 


しかし、孫の伊知郎氏が 原酒を引き取り、樽を変更したりして、


その原酒の持っているポテンシャルを引き出す事に成功します。


トランプの柄のラベル など、斬新な方法で ウィスキーの売出しを

していく中、「 ウィスキーマガジン 」 誌で 日本のトップ得点 を

獲得し、一躍注目されるウィスキー になりました。


 


 



現在は 海外からも注文があり、ボトルの約半分は 海外へ渡っています。



羽生の小さな蒸留所で、丹精こめて造ったウィスキーは、

伊知郎氏の情熱で 大きな花を開く事が出来たのです。


 



今後、伊知郎氏は今年秋の蒸留所オープンに向け忙しく、そして非常に

充実した時間を過ごすことになると思います。


そんな中、伊知郎氏がまた サプライズなウィスキー を発売しました。


 




             イチローズ・チョイス     ¥1,200



今回はなんと!軽井沢蒸留所 の モルトウィスキー です。


メルシャンから樽ごと買取り、自分のラベルで発売しました。


 


 


このような方法をする業者を 「 ボトラーズ 」 といいますが、

日本のウィスキーを、日本の他のウィスキーメーカーに 樽を売る というのを、


僕は今まで聞いた事がありませんでした。


 



このウィスキーは グレンリベット の シェリー樽 で熟成されたものです。


軽井沢はピート( 泥炭 ) の煙付け ( 燻製みたいなものです ) を

しませんが、この樽は非常に珍しく、煙付けをしています。


 


 


度数が強烈 (  61° ) ですので、あまり感じられないかもしれませんが、

草のような香り とともに 煙の香り もしています。


ストレートで飲むとカーーッと蒸発するような中に 麦の柔らかい甘さ と

煙の味 がバランスよく感じられます。


余韻も長く、お薦めです。


少し加水すると楽に楽しめると思います。


 



このウィスキーのサンプルを 伊知郎氏 が当店に持って来られた時が

今回の早稲田製作のドキュメントに写ってた場面です。


 


っていうか、その時に 僕が伊知郎氏と話をしてた時に


たまたま 後ろを通った KITTY-Mにゃんだけ 写ってるんですよ。


 


もう少しカメラを意識していれば ( 僕も映ったかも・・ ) ・・・・・・残念!。


 


 


若者のウイスキー離れが激しい昨今、 20代前半の学生が、


撮影をし始めた当初はまだ、無名に近いイチローズモルトに着目し


題材に採り上げた、そのアンテナの感度の高さは 本当にびっくりです。


 


流行に左右されない、確固とした個人をもっている製作者、スタッフに


とても 感心させられます。


日本の未来は、明るいぞ、と。 


 


 今秋の、完成を心待ちにしています。